幻。

6月22日の水曜日いかがお過ごしでしょうか?

 

さかのぼること15年前、幻の開店日でした。

(なぜ延長になったかはお店で。)

 

とはいえ、7月1日にめでたくお店を開店できたことは、ありがたく

また、14年も続けて営業できたことは、大人のお客様の支えがあり、

耐え抜いた従業員の方、わがままを聞いていただいた各業者の方々があってこそだと、あらためて思う次第です。

 

本当に感謝申し上げます。

 

今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

 

そんな幻。

 

しんこか?鮎か?で、鮎が先に登場いたしました!!

 

毎年恒例の四万十川の上流の北川川の鮎です。

利き鮎大会(知る人ぞ知る大会)で何度もグランプリを受賞するほどの鮎です

ひと塩ふり、じっくり焼き上げ、たで酢といいたいところ、あえて蓼ソースで

召し上がっていただきます。(滝氏がほぼ担当)

 

寿司屋のおやじが鮎が好き。

なんかへんてこですが、ここの鮎でしたら何本食べても飽きません。

(自画自賛)

 

というのも、河岸(豊洲市場)でこの北川川の鮎を販売しているのが

ずーっとお付き合いしている仲卸の方のみでして、一度使ったら最後、不幸のはじまりというか、他の鮎には戻れません。(笑)

 

それを知っている方は、朝早くヤマト運輸さんが運んで来るのを待っている

状態。担当の方が箱を開けるのを今か今かと待ちわび、開けた瞬間に

順番によって(選んで)いくわけです。

天然ゆえに大きさがバラバラなんです。それゆえお店の状況によって好みが別れるので、ポイントが一緒の方がいると面倒でして、すなわち早い者勝ちになるのです。

 

この時期になると、わたくしは、ほぼほぼ決まった時間に毎日顔を出しますが

知らない方が数人、訳もなく立っているので、「鮎」だなと。確信(笑)

 

まぁ~マニアの世界ですね。

 

そんな「鮎」今年で最後になるかもと。

毎年言っているのであんまり信用がないのですが、鮎釣りの名人が79歳に

なられ、80歳にはやめると言っているそうです。

(本当は70歳になったらやめる。そのあとは75歳になったらやめると

 言って、押しに押されて今に至るらしいです)

(関西風に言えば最後に「知らんけど」とつくのですが・・・笑)

 

そんな幻になる前に、ぜひ召し上がってみてください!!!

(水曜日は、休市になるため鮎干しでご提供。やはり鮎は鮮度でしょうか。

 1日しか持ちません。干し鮎もこれはこれで美味しいのです)

 

 そんな日持ちしないこともないのですが、やはり知ってしまうと、違いがわかるので、あえて使用しません。潔く鮮度の良いうちに干します。

私のポリシーでスミマセン。

 

本日もよろしくお願い申し上げます。